「フローリスト」掲載
今月発売された花のアートとビジネスの月刊誌「フローリスト12月号」に金工作家としてちょっぴり紹介されています。花の簪をはじめ、植物をモチーフにした作品を制作していることから、同誌が行っている「花の表現」コンペティション『フローリスト・レビュー2015』の2次審査員としてコメントが掲載されています。
■フローリストレビューHP:http://floristreview.jp/index.html
フローリスト・レビューは花の作品を収めて表現力を競うコンペで、2次審査の作品テーマは「ナチュラルなブーケを、そのブーケに適した環境で表現」。
いつもはコンペに参加する立場なので、他人様の作品を評価するなんて、恐れ多くてドキドキドキドキ。選ばれなかったときの気持ち、よーくよーく知っているので、え、え、え、選ぶなんて。。。と思いながら、心を鬼にしつつ、素直な真っ白な気持ちで選ばせていただきました。
テーマを自分なりにどう解釈するか、作品自体が技術も思いも語り出せるようにどう作りこむか、表現するってほんと難しい。自由に表現できる展示会や個展などとは違い、一つのテーマに何十、時には何百の作品が集うコンペでは技量も作品にかけた気持ちも一目瞭然でバレてしまう。いや、だからこそコンペティションなんだけどね。
今回のように具体的にテーマが決まっている場合は特に、自分はこうだ!と思って作ったモノが、他の人から見ればこっちだと思ったなんてことも出てくる。時には色々な角度での解釈もいいのだけれど、真剣勝負の舞台で自分の意図とは違う解釈をされたらキィー!くやしー!と私なら思っちゃうので、各作品とにらめっこして作者の意図はどこかを探りました
と、審査員を初体験し、コンペとは、表現とは、伝わる作品とは、などを改めて考える良い機会になりました。
2次審査に選ばれたお二方、ファイナルイベントもがんばってくださーい!
特集ページではクリスマスリースがずらり。色とりどりのお花が紹介されている雑誌なので、花好きの方はぜひご一読ください。もうクリスマスか。。。早い。。。